2013年7月18日木曜日

利上げに次ぐ利上げと断食月

インドネシアの中央銀行は、6月にそれまでの5.75%の金利を6.0%に上げ、7月に入ってから更に6.5%にまで上げてきた。

市中銀行もそれに倣って6.5%+αの預金金利を付けるところも出ていると聞く。

一応法律としては中銀金利を超えてはならないそうだが、hadiah langsungとして現金や商品券などで上乗せ金利分を支払うやり方とのことだ。

預金者としてはうれしいことこの上ない。

更に、この利上げの時期はボーナス支払いの時期とも重なり、レバランを前にTHRの支払いも待ち構えている。

これを銀行に預け入れたら、ホクホクと生活ができるはずだ。

しかし、そうはいかない。

6月に学校の新学期で授業料などを工面するのに人々は勤しみ、授業料を払い終えたら学校は長期休暇のため子供をレジャーに連れて行く必要がある。
その間仕事を休めばもちろん収入は落ち込み、ようやく子供が学校に行き始めたかと思ったらすぐにレバランがやってくる。THRなんか田舎への交通費、お土産代ですぐに消えてしまう。

やれちょっと残ったお金でバイクでも新調しようかと考えようものなら、すでに頭金は30%用意せねばならない、ローンを組んだら利上げの影響で分割金額が高くなっている。

さらにBBMの値上げに便乗して様々な生活用品が不必要なほど値上げされている。

ミクロだけが苦しいのではない、マクロだって同じである。

アメリカ経済が回復するにつれ、相対的にルピアの価値が下落し、相次ぐ中銀の為替介入むなしくついには1ドル=10,000ルピアを超え、気が付けば外貨準備高は大きく下落だ。

さもすればルピア下落基調は持続し、一時は9,600ルピアかといわれていた相場も10,000ルピアをはさむ相場。

昨年から続く主要産物価格の低迷に加えて今年は全国的に大雨の乾季。

雨季同様に炭鉱も農園も仕事にならない。

さて石炭価格でもひとたび上昇すればいいがそれも上がる気配はない。

産物を輸出できてしまえば為替は味方だが需要がないから価格も低い。

政治はどうだ?来年の選挙を前に何も決められない、そもそも議員が国会に出席していないんだから何のための政治か。

いやいや株価は、過去最高指数を出した後も株価はまだ期待が持てる。

そうか、ではレバラン明けの企業活動に期待をしようか。


こんな感じで、経済的なことを徒然と思い浮かんだまま書いてみました。

まー悪い部分ばっかり見過ぎて書いているような気もしますが。。。
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