規模は東京モーターショーなどと比べても全然小さいのですけど、インドネシアの自動車会社はこのお祭りに全力で取り組んでいます。
特に今年はLCGC(ローコストグリーンカー)の政府施策が動き出したばかりでこれに対応しようという車が溢れています。
では、順を追ってみていきましょう。
メインゲートをくぐって真っ先に目に飛び込んでくるのは、毎年おなじみの三菱ふそうのでっかいブース。
写真ではあまり大きく見えないかもしれませんが、この赤い建物、ゲートを超えて広がる視界の中にものすごーく目立ちます。
まわりにでっかいトラックがバンバン停まっているのに、その奥にあるFUSOマークの存在感たるや、今年も三菱ふそうブースなかなかやってくれますねー。
そして、その前にひっそりと佇むのがモバイルローソンの車輛。
トラックの荷台にローソンの売店が載っているのですが、残念ながらこのモーターショー展示車での商品販売はしていませんでした。。。
こっちでTATAのトラックなんか見たことないけど、これから攻勢をかけようってことなのかな?
日本車の一般乗用車展示会場では、これから話題をかっさらうであろうLCGCだらけでした。
まずは、LCGCの話題で第1号、去年のモーターショーで衝撃のデビューをしたダイハツ、Aira。
軽自動車よりは明らかに大きな車体ですが、内装は「めっちゃコスト削ってます~」って感じでした。
叩けば違いがよくわかります。
展示では、何種類かのバリエーションがあって、それぞれ顔つきが結構違っていました。
噂では予約が殺到しているらしいですね。。。
続いて、このAiraの兄弟車、と言いますか基本的に全く同じ車のトヨタ Agya。
アギャ、じゃなくてアギアって読むらしいです。
アギャコングって言えるようなマッチョさもなく、やっぱりAiraと同じような感じ。
作っているところもダイハツらしいです。
トヨタが出せば、こちらも動いてきます。
ホンダのBrio Satya。
既に売られているBrioと何が違うのか全く持って理解できませんでしたが、どうやら現行車はタイからの輸入でLCGC対象外、LCGC制度に合わせるためにインドネシアで生産するにあたって名前も変えたようです。
以前から新興国向けにダットサンブランドを使おうという動きがありましたが、そのダットサンの名前を前面に押し出した車がお披露目されました。
GoとGo+の2種類です。
Goは普通の2列シート5人乗りで特筆すべきところがないのですが、Go+は3列シート7人乗りであるとのことです。
インドネシアでは7人乗りの需要はかなりありますから、この車のデビューはなかなか衝撃でした。。
この2車種はともに立ち入りができないところに車が置かれていて触ることができませんでしたが、多分質感としては上で述べているような車種と大差ないのでしょうね。
個人的にはダットラなどからくるダットサンのイメージからは大きく外れた車です。
最後にスズキ。
スズキと言えばWAGON R。そのWAGON RをLCGC適用車にしたのがWAGON R KARIMUNという車種。
やっぱり内装は日本の田舎の足、WAGON Rと比べても比較にならないほどショボいです。
LCGCってショボい内装の車ばっかりだなって印象になりましたが、これらの車の衝突安全性って如何なものなんでしょう。
これまで車を持っていなかった層に向けた車なので、どんな運転をされるのかを想像すると恐ろしい・・・
そんなLCGCブームから取り残されてるのか?無視をしているのか?三菱はスポーティーイメージ全開の車両展示でした。
Mirageもデッコデコにラリーアート仕様にしちゃって、いつものエコカーの可愛らしいイメージから大胆なマスクチェンジをしています。
上述のLCGCの内装をトントントントン一通り叩いた後にMirageの内装を叩いてみましたが、いやー全然衝撃や音の吸収性が違いますね。
心躍るような車がなく、なんというか、普通やな、という感じで。。。
あとコンパニオンのおねーちゃんも露出が控えめ過ぎるし顔だちもあまり僕の好みの子はおらずと言う感じで、正直ゴルフ場のレストランにいるおねーちゃんの方がセクシーですよ?
あとは、適当に欧州車も。
いつもながらのベンツ、BMW、アウディ、VW、プジョーなどなど。
こちらも目玉は無し!
ベンツはEクラスまでだし、BMWも5シリーズくらいまでしかいない雰囲気だったし、ランドローバーの横にジャガーが止まっていたけど、この国ではまず見ない車ですね。。。
最後のおまけは、コモドドラゴンのロボット。
前後にかわいらしく動いていました。
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