13歳になる三男坊がスポーツセダンで恋人をボゴールの家に送り届けた後、市内に向けひとり高速道路を走っていたところ、中央分離帯を突破し反対車線の車輌2台に衝突し、7人乗りボックスカーに乗ってた13人のうち6人が死亡したというもの。なお、運転していた当の本人は骨折程度の怪我で済み意識もあるとのこと。
スポーツセダンの安全性は流石高いな、と関心しました。
(安い車にエアバックが着いてたらニュースになる国、インドネシア)
事故車輌の車種、警察登録番号が平然と報じられるのは当地報道の恐ろしさ。。。
事故車の写真はKOMPASSなど当地一流メディアで見る事ができますが、突き破った中央分離帯のガードレールが車輌左側に巻きついているのが確認できます。
いったいどんだけスピードを出していたのか恐ろしい限り。
当該車輌は憧れの高級スポーツセダンと誤報道があったこともあり、当地一流WEBメディアのdetik.comでは事故車両のスペックについて記事が組まれていました。
その車と今回の車は積んでるエンジンから何から何まで別物ですという話です。
じゃかるた新聞では芸能ゴシップ記事としての色合いを出しつつ、未成年の運転を黙認するインドネシア社会を問題視する論調でした。
これには多いに同意します。
小学生、中学生がノーヘルで制服のままバイクに乗り通学しているのは日常茶飯事ですし、渋滞で隣に並んだ車の運転手がどう見ても若すぎることもたまにあります。
これは大いに取り締まって欲しいです。
しかし一方で、交通インフラ整備を蔑ろにしてきた当地交通政策の果ての姿でもあります。
自転車で安全に通学できる道の整備、効果的な電車網の編成などをしっかり進めなければなりません。
また、じゃかるた新聞では問題視されていませんでしたが7人乗りの車に13人も乗っているような定員オーバーも当地では普通の光景であり、この様な定員オーバーを見張る社会の目が無くてはなりません。
トラックの過積載はさらに過激なもので、高速道路で時速30キロくらいでノロノロ走っている姿、故障して止まっている姿は危険そのものです。
街中に突っ立ってる警察官、高速道路でパトロールしている警察官がパフォーマーに特化していたり袖の下目当てであったりと、キチンとした取り締まりを行っていないのが諸悪の根元でしょう。
この事故が単なる芸能ゴシップで完結するのか、未成年者の運転を黙認する社会の大きな転換期となるのか、注目です。
僕は芸能ゴシップだけで何も変わらず終わりそうな気がしてますが。。
↓↓↓クリックお願いします↓↓↓
0 件のコメント:
コメントを投稿