2013年4月4日木曜日

若造がっっ!

想像してほしい、20代そこそこの外国人の若造がいきなりやって来て、「今日から貴方達のボスは私です」とでも言われることを。

想像してほしい、その若造との年齢差が20歳ほどであることを。

果たして貴方はそのボスに対して従順に職務に当たることができますか?



この状況、ローカル社員と僕の関係です。

若くしてインドネシアで働くということは、こうなる可能性が非常に高いことを考慮する必要があります。

インドネシア人は年上を敬う習慣があります。
宗教に紐付けられている分、日本のそれより顕著です。

いくら親日国とはいえ、仕事で絡むとなると外国人にイニシアチブを取られるのは、それは必ずしも受け入れやすいとは限らないでしょう。

ましてや外部からいきなりやって来たわけのわからん外国人上司だったら。。。


僕がこれまでやってきた事を紐解いたら・・・
・何でもいいから一緒に成し遂げてチームの人間として認めさせる
・キーマンにパートナーとして認めさせる
・馬鹿な話でもコミュニケーションをとって話しやすい雰囲気をつくる
・分からんことは分からんと素直に言う、相手が部下であろうが訊ねる
こんな感じでやってきたのがある程度受け入れられてるのかな、と感じます。

ただ、そもそもの前提に同じ言語で同じ目線に立って話をしていることがありますが。

変なプライドとか脱ぎ捨ててますし、言葉の練習も兼ねて若手スタッフと絡みまくってましたし、そのうち仕事のことも少しずつ喋れるようになって漸く認めてもらえてるかなぁ、と感じるようになりました。

それでも外国人(異教徒)を嫌っていそうなのとはまだまだ苦労してますが、まぁまだまだ修行が足りない証拠ですね。

というより実害がない限り気にもならないです。
他のキーマンさえ抑えておけば回り道で何とかできますし。


生意気にも指示してくる異教徒の外国人若造上司、それが僕の立場です。

決してやり易いとは言えないけど、日本ではできない面白い環境ですよ。
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