いい加減街の景色もただ日常としか思えず来たばかりの日本人が驚くであろう大抵のことは「だってインドネシアだもの」という考えのもとビアサ=普通のことと捉えられるようになってきてます。
そんな中、これはまだなかなかその機会なく経験してませんでした。
それは、列車の旅。
インドネシアで列車というと中国に掠め取られたジャワ高速鉄道(一時期使ってた中速鉄道という言葉は何処へ??)ですが、これはまだまだ当面先の話。(だって未だに5kmしか建築許可出てないし笑)
今回は、速くない普通の鉄道の旅です。
朝、定刻の1時間前にGambir駅へ。
15分前に行こうとしていたら同行者からチケット発券の為に1時間前に来いと言われて「なんで列車に乗るのにそんなに早く行かなアカンねん」と思いつつ、駅へ。
駅へは更に30分前に到着してしまい、列車の時刻まで1時間半待ち。。。
暇なので高校野球中継をケータイのアプリで見てました。
で、同行者も到着し、出発30分前に駅の中へ。
すると早速列車がやって来ました。
どうやらこれに乗るみたいです。
30分前到着って早くね??と思いつつ、絶対時間通りに来ないと思っていたところをいい意味で裏切ってくれました。
車内はこんな感じ。
前の席との間が広く、リクライニングしたい放題。
椅子もフカフカです。
なんと、御用の方は此方まで、と電話番号が。
乗務中の車掌でしょうか。
実際呼んでる人がいるみたいで、御用聞きに何度かやって来ました。
走り出した汽車はゆっくり、ホントゆっくりとジャカルタ市内をすすみ、Jatinegaraを超えると漸くスピードアップ、東にまっすぐ進みます。
路傍の風景は車からは決して見ることのできない世界です。
また、ジャカルタから東方向は複々線化工事の真っ最中で、列車の来ない真新しい線路を歩く人々の姿も見られます。
車窓からの風景といえば、ジャカルタ近郊は日本から輸出された中古電車が沢山走っています。
駅に止まってる日本で見たことのある車両たち、ちょうど通勤時間帯だったので満員で人が溢れてました。
まるで日本の満員電車そのものです。
この見たことのある通勤電車はGambir駅で出発待ちの間に撮りました。
南武線ですね。
側面はインドネシア国鉄カラーにまだ塗り替えられていませんでした。
郊外に行くとこのような電車は見えなくなり、ずーっと緑の景色が広がります。
その後、Cirebonで最初の停車。停車時間も日本感覚なら1分も有りませんが、3分くらい停まってました。
人が出入りした後、この列車は山の方に向かいクネクネと山路を曲がりながら進んでいきます。
前方モニターでは列車のアニメが流れてます。
出発から5時間、定刻通りに2つ目の停車駅Pureokertoに到着しました。
ここはすでに中部ジャワ州。
ここからは車で更に南へと向かったのでした。。。
今回乗ったのはEksektifという一等車。といっても値段は日本感覚ならとってもリーズナブルです。
非常に快適な鉄道の旅で、5時間は長かったけど長すぎるようには感じませんでした。
流石にSurabaya12時間の鉄道の旅はキツイけど、Bandung辺りへ3時間の旅は十分良さそうだなぁと感じました。
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