2014年12月5日金曜日

違法操業漁船への対応に見る日本とインドネシア

日本では小笠原諸島沖合での中国籍漁船によるサンゴの違法密猟がニュースをにぎわしています。

彼らは小笠原諸島近郊の日本国領海内で夜間にサンゴを違法密猟し、その数は200隻を超えることもあると言う大規模なもの。

ふざけるなとしか言いようがないが、大した対策も打てていないまま、小笠原の海は荒廃してしまっていると言います。

そして、昨日たまたま読んだのが、こんな記事。

舛添都知事の小笠原サンゴ密漁視察が自衛隊機の機材故障のため中止に


え!?

ちょっと、ひどくない??

The Page以外にも産経新聞などが伝えているので、間違いないようだけど、それにしてもお粗末。。。

また、見つけて捕まえても罰金を払えばいいだけなんて、本当にそれでいいの??


見つけました、中国のサンゴ密漁 罰金を払っても密漁続ける珊瑚ってどれくらいの価値があるの?という記事。

んー、やっぱり日本って甘いような。。。


対するインドネシア。

本日付のじゃかるた新聞によると、どうやらインドネシアでもスマトラ島のリアウ州沖合で密漁の被害に遭っている模様。

当該記事は「違法漁船に沈没措置 強硬姿勢で抑止図る リアウで実施予告」という記事になっていますが、webでは有料版のみの配信とのこと。

なので、そんな由々しき事態に平民宰相、ジョコウィ大統領が言ったことを記事から抜粋してご紹介します。

「100隻も沈めれば、ほかの漁船も違法漁業をする気にならなくなるだろう」

また、同記事の中でスシ海洋漁業相もこう述べたと記載されております。
「大統領の命令が出れば、(自身が経営する)スシ航空の飛行機から爆弾を落とし、違法漁船を沈める」

過激!とっても過激!

本当にやるのかどうかは知らないけど、気合の入り方が違いますよね。

ところで、スシ海洋漁業相のこの発言、一国の大臣として自身の持つ民間気に爆弾を積んで突撃する発言は如何な物かとも感じますが、大臣就任後に報道されている彼女のキャラクターを良く表しているなぁと感心しました。

一方で、ジョコウィ大統領の過激な発言はちょっと意外でしたが・・・


いずれにせよ、毅然とした態度を取れるって言うことは、非常に強いメッセージになるなぁと感じておりますが、やりすぎちゃ、ダメよ、ダメダメとなるといったところでしょうか。


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