2013年6月25日火曜日

火のない所に煙を流し込む国

ついに、SBY(ユドヨノ・インドネシア大統領)がMinta Maafと言いました。

毎年のネタのような気もするが、スマトラの焼き畑農業がものすごいレベルの山火事を引き起こし、マラッカ海峡を渡り隣国のシンガポールやマレーシアに煙害を引き起こしているのです。

どうやら、今年は煙害の被害が大きく人体に影響のあるレベルまで煙がモクモクであるらしい
そんな事態に、ついに大統領がゴメンナサイを言った、とのニュースがNHKのワールドニュースで流れました。

ヘイズってなんかカッコイイ響き~みたいな中二病な考えでいたら、ものすごく人体に有害でヤバイもんだと思いました。
何かの漫画でパープルヘイズとかいう単語が出てたよなぁなんか思ったり。

今年は雨が続き、ようやくここにきて乾季らしい天気になってきたと思ったらこんなニュースが流れてきて、ひょっとしてスマトラの畑を焼いている人も例年にない長い雨がようやく終わり遅れをリカバリーするべくいつもより多めに山を焼いているのかなぁなんて呑気に考えてみたりもしてますが、当の隣国からしたらたまったものではないでしょう。

このニュースを見ていたら妻は、ジャカルタも朝は晴れているけど昼になるとすごく空気が白いって言ってます。

あんた、それって車の排ガスじゃない?

夜は通行量が少なく、空気中の排ガスは巻き上げられないけど、朝の通勤ラッシュから発生した排ガスがどんどん時間とともにのぼり、街を覆ってるんじゃ?

インドネシアの排ガス規制はEURO2と非常に緩く、街を行くバスやトラックからは白煙黒煙がモクモク。

これ、石原慎太郎がいたらペットボトルに黒い粒子を入れて振り回しているんだろうなぁ。
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