2015年10月16日金曜日

飽きない意味のある資料掲示

その資料は何を言いたいのか。
その調査は何を証明したいのか。
その分析の先には何を期待しているのか。

何かしら調査や報告をする際に、その先にある「自らが導きたい像」があるはずです。

例えば、地域別の売り上げ比較グラフを作る場合には、「売り上げの落ち込んでいる地域を特定し、その原因を推察したうえでカウンターメジャーを講じたい」という目的もあれば、「売り上げの上がっている地域を特定し、その成果を上長に認めてもらいたい」という目的もあります。
その場合、同じ資料で同じようなグラフを作成したとしても、そこから伝えるメッセージは異なるはずで、その為にグラフに注釈などのお化粧をしてあげることとなると思います。

もしくは、議論の末にそのグラフにお化粧がなされます。

逆に、単純に売り上げ比較グラフだけをポンッと作成して、「単純にデータがあるから比較してみました~」みたいなことをされると、「で?」で終わってしまいます。


さらに、掲示物についても何となく言われたから作っている、よくわからないけど昔から続いて引き継いで何となく作っている、そういう掲示物は見ると良くわかります。

まず、適切にアップデートされていません。
次に、その掲示されたデータに対するフィードバックが見えません。

今日うちのオフィスの掲示板を見ました。

去年11月のデータが貼りだされたままでした。
最新のデータは今年3月末のデータでした。

さらに、単純に実績だけが並んでいて、その数字は1年を占めてよかったのか悪かったのかもよくわかりませんでした。

これには、自分の甘さを痛感しました。

データの見える化をしているはずが、いつの間にか「仕事していないこと」を見える化していたのです。
アップデートもしないし、誰も見ていない。まさに無駄の権現。

即刻すべての掲示物を撤去しシュレッダーにかけ、掲示板となっていたホワイトボードに大きく、掲示対象となるKPI、アップデート頻度、既に非掲示情報として報告あるものの中で掲示するべき資料を書き込みました。

近いうちにこれらの資料を揃え、シンプルかつ見やすい書式に落とし込み掲示を復活させようと思います。
(アップデートは担当者に任せるようにします。その為には、なぜこれを定点観測しているのか、この書式なのかを担当者とも理解しあう必要があります。)

そこにあるデータは、マネジメントとして少なくとも年度内は定点観測したいデータたち。

ルーティンとして資料を作る際の鉄則は、面倒くさくないことです。
面倒くさいほど毎日書式を書き換えたり色を塗ったりシステムから抜き出したデータに毎日数式を打ち込んだり、、、無駄、いずれ飽きてやらなくなります。

スーパー飽きやすい僕が言うのだから間違いない。

手間をあまりかけずに、意味のあるデータを掲示するようにしたいと感じました。


さて、飽きやすい僕が飽きる前に、すぐにできることから手をかけよう。


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