2013年5月17日金曜日

傭兵

先の記事を書き終えて思い出した言葉があります。

この国で働くと常に走り続けていないと成長スピードに置いていかれる。

これはこの国に着いた時に出迎えてくれた最初の上司(職制上師匠の上司でもある)の言葉。

最初は全くピンともポンともパンとも理解できていなかったけど、最近になってようやく理解してきました。

この国の仕事は確かに性格上ゆっくりたが恐ろしいスピードで進んでいると。

矛盾している表現だけど、本当にみんな仕事の進みが遅いハズなのに追いたてられて置いていかれそうなスピードがあります。

例えば1週間地方出張しているだけでかなり浦島太郎ですよ。

そんな世界でプロフェッショナルとして仕事を回すべく雇われた僕はさながら傭兵と言ったところかな。
僕の持っている背景を買われて、たまたま舞台はインドネシアだった、ただそれだけ。

最近インドネシアが流行ってるし、日本仕事ないし、ってので何のスキルも無いのにこっち来て日本人ってだけで働いている(ように見受けられる)人と見解が合わないのも、この背景の違いだろうなぁ。

しかし、そんな僕も後何年こっちいるつもりだ?と聞かれた時は答えに窮しました。

結婚しちゃったしなぁ、すぐ帰る選択肢は無いけど、居れる限りは居てもいいかなぁとは思うけど、保障はできないよね。
これからは子どもだとか色んな要因が有り得るから。

その時どういう価値観になっているか、わからないね。
2年半前の僕がインドネシアなんて選択肢、考えていなかったどころか選択肢の存在さえ知らなかったように。
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