50万人動員だという話でしたが、最終的には10分の1程度、それでも5万人以上は動員されるようです。
(昨夜の日本大使館のメールでは6万人ですと。)
一体何なんだというと、ジャカルタのアホッ現知事(次期知事選出馬の為休職中)がジャカルタ沖のプロウスリブ諸島でのインタビューの際にイスラム教聖典(クルアーン)の一説を不適切に引用し、それが市民の怒りを買ったのです。
また、このアホッ知事は放言癖のある中華系のキリスト教徒、これがまた騒動を大きくしているのです。
と、いうことで、この発言に対する抗議のデモが散発しており知事も流石に一応の謝罪をしておりますが、民衆の怒りは収まるところを知りません。
一部の扇動家はこの抗議をジハード(聖戦)と位置付けインドネシア2億人のイスラム教徒に共闘を呼びかけているのです。
尚、インドネシアはイスラム教徒が国民の9割を占める国家ですが、国教は定めておりません。
これは、独立時に掲げた「多様性の中の統一」という理念に基づいており、祝日もイスラム教祝日のほかキリスト教祝日(聖金曜日、クリスマスなど)、仏教祝日(仏陀聖誕祭)など多様な宗教に基づいて制定されています。
今回のデモを危険なデモと見做す動きもありますが、無事に終わることを祈ります。
夜明け前の時点でかなりの人がジャカルタ最大級のモスク、イスティクラルモスクに集まっているほか、多くのバスが地方から集まって来ています。
今朝の市内に向かう高速道路はバスだらけです。
デモ本番は金曜礼拝後の午後から、まだまだ人の数は増えそうです。
このデモが暴徒と化さず平穏無事に終わり、更にゴミひとつ落ちていないものであってほしいと願います。
宗教をタテにするのですから、正しい行いの伴ったデモであれば市民の理解共感も得やすいと思うのです。
何処かの国のハロウィンみたいに暴れるだけ暴れて後はペンペン草も生えないほどのゴミだらけ、なんてマネはせずに、ゴミは所定の場所に捨てるか持ち帰り、キレイなデモとして下さい。
折角アホッ知事が頑張って洪水対策にゴミだらけの排水路を掃除したのにこんなカタチでゴミ詰まりするようにされては堪ったもんじゃありませんからね。
やる事は避けられないのですから、民衆の声を上げる自由とジャカルタのさらなる飛躍を祈念して、法に則った大人のデモをジャカルタから世界に見せつけてください。
土人とは呼ばれないように。。。
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