2014年7月23日水曜日

インドネシア新大統領決定

意外なほどの結末、いや結果そのものは予定通り53.15%の得票率をもって辛くもジョコウィが満面のスマイルで新大統領決定の通知書を掲げましたが、その場にはもう一人の候補者、プラボヲは居ませんでした。

なんと発表直前の昼間に、「こんな不正だらけの選挙結果なんて無意味や、やめさせてもらうわ。」と言って辞退したのです。

壮大すぎる「お前が言うな」状態で、何を考えてんだこのオッサン、と感じました。

この人に投票した人の信頼を欺く、彼のアピールしてきた強い指導者のイメージはどこへやら、といった印象。

不正が有るのなら証拠をもって憲法裁判所で堂々と争えば良いのに、まるで言いがかりをつけて尻尾を巻いて逃げるダサい小学生の負けケンカのような終わり方。
ただ、言っている内容は「お前のかーちゃんデベソ」より全然酷い。

ただ、一方で彼が早々に引いたので彼の支持者が大挙して暴れる事由も無くなったのも事実。
治安維持の為に自ら引いたのか、彼がそこまで出来る漢なのかは僕にはよく分かりません。

発表が夜だったので大規模集会はありませんでしたし、今日も今のところ大規模集会の話は耳に入っていません。

このまま静かに新政権が夜明けを迎えられれば良いのですが。。。


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2014年7月22日火曜日

大統領選挙結果発表前夜

ついに今日、大統領選挙の結果が発表されます。

時間は10時とのことですが、KPU(選挙委)周辺のホテルインドネシアロータリー付近は万単位の支持者が詰め掛けて混乱が予想されています。

他にも各地で散発的に何かしらおこっても不思議では無いと神経を尖らせている人、気を揉んでいる人、もういっそのこと国外に脱出してしまった人、普段通り365分の1を過ごす人、大統領がどーなろうと自分社畜なんで、って人などなど居ます。

最悪なことに断食明け大祭が今週末から始まることもあり、道路は休み前に仕事を片付けたい車や早くも実家に帰らせて戴く車、ヤバそうだから日用品買い込みしとこうという車、大祭前ボーナス出たからパーっと使いたい車などなどで先週末からスーパー大渋滞。

我が家の前の通りも夜11時になってもまだ車のヘッドライトが何キロも列をなしてました。


果たして今日、どういう結果が出て、どういう反応を候補者や有権者、活動家がするのか見ものです。

大方の動きはKPUがネットで開票速報をやっているので粗方信頼できる機関の出口調査結果と同じことになってます。

夜のうちのどんでん返しが無い限りはこのまま決まるのでしょう。
1番の陣営が駄々こねなければ。。。

噂では軍や警察は平和裏に終わらせると宣言しております。
陣営側も荒らげたくはないでしょう。
ただ、2億人をキレイに二分したこの選挙、暴走する輩や変な遺恨を残さず本当の意味で、平和裏に終わって貰いたいものです。

特に形振り構わぬ戦い方で人種差別、宗教差別的なデマを流した、また報道を不正に利用し事実を事実と伝えない陣営の罪は大きく、民主主義的選挙に汚点を残したことも忘れてはなりません。

法治国家として確りと法整備をし、次回選挙では同じ轍を踏まないように新政権には期待します。

引っ掻き回しても得するものなど居ない。冷静に国民が審判を受け入れることを願いながら、今日はおとなしく事務所で作業します。




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2014年7月17日木曜日

嗚呼勘違い

今日のDaily NNAの小欄にあった話、タクシー運転手が行き先。似た名称の処と勘違いして到着してビックリ、との話。

これはよくある話のようで、彼に限らず僕の妻もITCクニンガンに行きたいのにITCファトマワティに連れて行かれ経験がある。

しかも妻の場合は夜食事をした後で結構な時間。

迷惑なのが運転手の勘違いで有るにもかかわらず、間違えた行き先までの運賃はもとより間違えた行き先から正規の行き先までの運賃をもむしり取られるのだからたまったもんじゃない。

まだ近場だからいいものの、2ヶ月ほど前に乗ったタクシーで、ジャカルタからチビトンに行ってくれと言ったら運転手がチビノンと勘違いしてたから慌てて訂正したことを考えると、ジャカルタ市内での場所違いはまだ可愛い。

チビトンとチビノンってともにジャカルタの衛星ではあるけど東と南で全然違う。
これを間違われたらいくらタクシー代が安いといっても千円単位で余計な出費は避けられない。

そもそもジャカルタ近辺はチから始まる似た地名が多すぎる。。
現地の言葉(インドネシア語ではなく地元語)でチは水を意味するんだとか言われた記憶もあるが、ともかくジャカルタの周りは辺り一面水だらけである。

お抱え運転手を使っていれば、いつもの行き先であればそんな間違いも無縁だと思っていたら、つい先週やられてしまった。

伝統市場へ刺繍用具を買い物へ行こうと「パサール・マエスティク」と言ったのだか、連れて行かれたのはいつも食品を買ってる「パサール・サンタ」だった。

方向が違うので運転手に行き先を確認したが、頑なに「大丈夫だ、分かってる」と言われた挙句がこれだ。

結局空模様が急に悪化したことや時間の都合もあり糸は買えずに代わりに白菜や茄子を買って帰った。

これは単なる笑い話で済むが、仕事であったら笑っちゃいられない。




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