2018年1月23日火曜日

白昼の地震

ジャカルタの地震ネタはごく稀に、数年に一度くらいの頻度で高層ビルがなんとなく長周期で揺れてるな〜程度のものが来る程度なのですが、今日の地震はよく揺れました。

って言っても、我々日本人からしたら大したこたぁない震度3くらいの揺れ。

阪神大震災で震度6強(ひょっとしたら7だったかも)と東日本大震災で震度4を経験して、その後も余震で揺れて揺れてしまくった経験を持つ自分からしたら、「おっ!?久しぶりに感じた重厚な突き上げ!」って感じでした。

周りのインドネシア人スタッフが「地震?」と少し騒ぎ出したところにドカンと来たので、初期微動が割と長めの遠い地震だったのかなぁと割と冷静に判断してました。

建物も軋まないし、地鳴りもしないし、揺れてるな〜程度だったのですが、周りのインドネシア人スタッフは軽くパニック!

外に逃げろ〜と言って普段からは想像つかない逃げ足の速さであっという間にビルの外に逃げ出してしまいました。

オフィスには日本人とインドネシア人数名のみ。。。

取り敢えず、ツイッターを見て「地震なう」ってやってから家に電話したら、高層階の我が家は長周期振動でまだまだいっぱい揺れていました。

とても立てない程の揺れだったようですが、幸い物的被害も何もなく済みましたが、これを機に低層階に引っ越したくなりました。
何故か、高さ100m以上なのに蚊に食われたりハエやアリが出るし街の喧騒がテレビの音を遮る事もある我が家。
これ、高層階のメリット大して無いような。。。

話を戻し、オフィスに残った日本人で「大したことないよなぁ」と話をしつつツイッターを眺めて情報収集していたら、「旦那、退避命令出てますので一旦オフィスの外に出てください」と総務から声を掛けられると同時に館内放送。

諦めてゆっくりと階段を降りて出ました。

何故か、エレベーター使ってる人もいたけどね。

で、指定避難場所に行くとヘルメットを被って避難訓練一式を携えたフル装備の人も居たり、駄弁ってるのも居たりしてましたが、暫く後に、総務の人が「バンテンを震源とするM6.4(その後6.1に修正)の地震がありました。オフィス内誰も取り残されてないこと確認できました。詳細は確認中だけど、以上、仕事に戻ってください!」と拡声器で言って、終了。

スディルマンなど中心部は結構長い時間騒然として居たみたいですね。

滅多に揺れないジャカルタ、これで後数年は地震来ないと思うけど、やっぱり高層階はやめた方がいいのかしら。。。

ウチのオフィスは日系ゼネコンの設計だからインドネシアンスペックだとしても耐震性は最低限あると思いますが、ローカル設計のビルだと耐震性ゼロに等しいでしょうし怖いでしょうね。


同じ日、日本でも草津白根山が噴火したとの話ですし、アラスカでも大地震があったとか。。。

環太平洋、何か動いてる感。。。

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