2017年12月16日土曜日

ジャカルタ、地震again

なにやら、昨夜日付の変わる直前に中部ジャワ南のインド洋を震源とする地震があったようです。

NHKの正午のニュースでトップで扱われるくらいの大地震。

マグニチュードが7.3だとか6.5だとか6.3だとか情報が錯綜していますが、(夕方のTV ONEニュースでは6.9ってなってます。)なんでも震源に近いほうでは死者も出ているとのこと。

そりゃ、こっちの建物は高層ビルでも細い柱にハリボテのようなパネルをはめ込んだような造り、低層ならレンガに多少のコンクリといった感じです。

もちろん鉄筋コンクリートで筋交いしっかり入れた構造体なんてものは全くなくて、それが地盤の固め方も中途半端なところに乗っかっているもんだから新築でも気が付いたら傾いていたりクラックが入っていたりと恐ろしい限り。

それを誤魔化し誤魔化し使っていますが、それでももともと地震が少ないお国柄、オランダ統治時代の建物もたくさん残っています。

ところで、ジャカルタ在住日本人のこの地震への反応を見ると、気づいた人もいれば自分のように気づかなかった人もおります。

自分の場合、昨日はしっかり飲んで帰ってきて爆睡していた時間帯なので全く気付いておりませんでした。

妻によると長周期振動でグールグル揺れていたらしいです。

やっぱり高層階在住の人ほど長周期振動の長い揺れで気持ち悪い揺れ方をしたという意見が多いです。

一方の気づかなかった派は、立っていた、踊っていた、家が低層等々。

この地震のおかげか、深夜以降に2015年11月28日に書いたジャカルタ、地震という記事が恐ろしくアクセスが伸びていて驚きました。

安心してください、ジャカルタと震源地の間は300kmくらい離れてますし、たぶん安全ですよ。


それよりも、明日朝からモナス周辺でパレスチナ支持・反アメリカの大マーチが予定されています。

アホック前知事が収監され、アニス知事はモナスでの宗教集会を解禁、先日も自ら壇上に上がり対アホック勝利1周年イベントでイスラム色を強く打ち出していました。

ジャカルタの若者の服装も髭を伸ばしたりズボンの裾が短いなど中東風の格好にあこがれているようなイスラム色を強めているようにも見える傾向があるという声もあります。

何も危険などは無いとは思いますが、クリスマスも近く何かときな臭いような。。。

2019年の代表議会及び大統領選挙に向けてまた不毛な宗教観対立を煽るような、そういう嫌~な雰囲気が2018年に向けて出来上がりつつあるような、それを煽る格好の材料となってしまってますね。

バリ島のアグン山も小康状態ながら相変わらず噴火しているようですし、不穏な年末となりそうな雰囲気を払しょくしてくれる良いニュースがないか、今年あと2週間ながら期待です!!


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