2015年1月10日土曜日

カレンダー交渉術

先日のこと。

本社に向かう車の中、高速道路を下りて信号待ち中、運転手のヤギさん(仮)から「旦那、ちょいと』失礼しますぇ」(Tuan, maap ya...の意訳)と言われて「くぇ?」と思っているとおもむろに窓を開けだしました。

窓の外には物売りのあんちゃん、手には大きく日付の書かれた2015年カレンダー。

ヤギさん(仮)があんちゃんにカレンダーの価格を聞いたらRp.45,000との回答。

Rp.15,000じゃないとやだ、と言いはるヤギさん(仮)。

いきなり値切り率66.7%、つえぇぇぇ!!ヤギさん(仮)、マジホレボレするっす!と威勢のいいあんちゃんのような眼差しで交渉を見守る僕、そして横の師匠。

交渉は難航し、遂にヤギさん(仮)は秘儀パワーウィンドウを使用。
パワーウィンドウを上げて交渉は終わった、お前は話にならないと言わんが如くこの交渉をジ・エンドに持って行きかねない捨て身のポーズ。

さすがに値切り率66.7%はやりすぎだったのか、と思ったその時、閉ざされたパワーウインドウのスモークガラスが下がった!

ヤギさんはカリマンタンのジャングルが如く緑色に光るRp.20,000紙幣をあんちゃんに渡し、カレンダーとRp.5,000のお釣りをもらって、ニンマリ。

まさかこんな値引きが成立するなんて!驚き。

多分後ろに僕らが乗っているのを見てぼったくり気味に値段吹っかけてきたのでしょうね。


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2015年1月8日木曜日

堺、堺な夜

昨夜のこと。

最近ウチのテレビは再放送だらけで面白くないNHKの国際放送の代わりにドラマDVDを1〜2話、僕の帰宅後に映してます。

今は、リーガルハイ2。先日までシーズン1を見ていて実に爽快、くだらない、しかし引き込まれるようで気がつけばそのままシーズン2のDVDもベスト電器で買ったブルーレイ対応DVD再生機に突っ込んで再生ボタンを押していました。

内容について書きませんし、僕はまだ2話しか見てないので書けませんが、キャストは豪華です。

そしてその中心にいるのが堺雅人。

半沢直樹を先に見ていた僕は、その印象が色濃く残っており今回扮する古美門弁護士のあのコミカルで饒舌なキャラクターの中に半沢直樹を浮かべていたのです。

いや、そんなもの一瞬で過去のキャラクターとなってしまいましたが。。。

そうして昨日も無事に1話を見終えました。

時は21時丁度、寝るには少し早いがDVDをこのまま見続けていては興奮して寝不足になってしまう、断腸の思いで停止ボタンを押してテレビ放送を見るべくリモコンを操作しました。

画面に現れたのはこれはこれは小木曽次長ではありませんか。

半沢直樹、WAKU WAKU JAPANで放送中!

忘れてました机をパンパンするあの動き、憎たらしいキャラクターたち、あら堺雅人さん奇遇ですねまた会いましたね、そして出たぞ壇蜜ゥ。

リーガルハイの小池栄子と小雪のセクシーで胸いっぱい、若干胸焼け気味あぁ今日も休肝日なのに何でこんなに内臓疲れを引き起こしているのであろうか、と言いたげな僕は、結局そのまま半沢直樹をまる1話見て、堺雅人扮する半沢直樹が長ゼリフを言っているところで古美門弁護士風な言い回しをして欲しいなぁとか思っちゃってる以上完全にハマってますね。

僕もあの様な長ゼリフをスラスラと上司の前で言ってみたいものだ、とりあえず練習だと妻を前に長々と言葉をひねり出そうにも舌が回らなければ頭も回らない、日本語の単語が浮かばなくてところどころインドネシア語になってしまう、全くこれじゃぁ通じないと己の限界に気づいたつもりになっています。

思い返せば昔から単語が浮かばなくてアレだアレだよ分かるだろう、みたいな言葉で代用していましたが、ことインドネシアに来てからはそれが激しいです。

複数言語を操ることに対する能力不足か、脳みそに刺激が足りないのか、オッサン化しているのか。。。

しかし下劣な言葉だけは幾らでも浮かぶのだからまだまだ救い様はありますよね?


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2015年1月6日火曜日

外国人の雇用規定改正について書いていたけど途中から話が少しおかしくなった

なんか昨日Twitter上でやたらRTされていた本件について、あぁ以前からあった話が漸く纏まってきてるのね、とか思って見てます。

そもそも我々外国人はこの国に働かせてもらっている立場であることは、僕も折に触れて自分に言い聞かせる意味でもミニにタコが出来るくらい書いていますが、矢張り、働かせてもらっており、そこにいるカウンターパートに対してあらゆる技術、能力などの移転するコトが求められている以上は、移転する方法は言葉かカラダか程度しか無いもので、言語能力に一定の線を敷かれるコトは致し方ないとも感じます。

一方で、ではビジネスをするに当たって、作業員指導をするに当たって、特殊技能をカラダに叩き込むに当たってどの程度の言語レベルをお国が求めているのかがサッパリわからない、なんか上辺だけグチャグチャ言ってて中身のなさそうな話にも思えて来るような、本当にやるの?やんない(よーやれない)んじゃないの?基準値は客観的にみて問題無いものなの、とか思えて止みません。

また、UBMことブロックM大学夜間学部に一時期通学していた身からすると、所謂インドネシア語検定とかに出てくる言葉、表現を超えた日常会話にこそ、スムーズなコミュニケーションがあり、多少文法がおかしかろうが、単語のスペルわからなかろうが、なんとかなるんですよ。

そもそもsupirが正しいのかsopirが正しいのか、Novemberが正しいのかMopemberが正しいのかも良くわからない、インドネシア人の間ですら分かれているようなまだまだ若くて進化中の言語ですから。

かくいう日本語も、チョーとか本気と書いてマジと読むとか、まぁいろいろ変わって行ってます。
マトモな例では、ら抜き言葉なんか最たるものです。

何が言いたいかと言うと、インドネシア語検定も受けたこと無い僕は残れるのか?という一抹の不安と疑問を持ちつつ、こうやって言葉はできないけど能力ある外国人を排除するならば、インドネシアの発展に大きな阻害要因となるであろうということです。
だから、テストは簡単なテストにしてね、ということでもあります。

さようなら、がSelamat Jalan, Selamat tinggalと書かれている教材だらけの国から来たものとして。。



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