2017年12月14日木曜日

明太子と焼酎

先日、年末年始より一足早く日本に一時帰国しました。

だって、年末年始は飛行機高いし会社の休みは大晦日と元日だけだし、それに加えて会社が暇な時に有休取るのも何となく負けた気がするし。。

金曜日の祝日に週明けちょびっと有休を使って、帰りは夕方に東京を出て深夜0時ジャカルタ到着で翌日から元気に出社する過密スケジュールでしたが、意外とイケるもんでした。

日本では、ちょうど紅葉が散り始めの時期で、まだ色付いた山々を見ることができました。

日本にいる時はこういうのを別に何とも感じないんですが、こともう何年も紅葉のピークなどご無沙汰しておりますので感慨深いものがありました。


天候にも恵まれ、朝晩は寒く昼間は暖かい初冬の晴れ渡る青空を楽しめました。

常夏の生活で冬服なんか殆ど持ってなく、Tシャツ重ね着に薄手のパーカー、そしてコートという出で立ちでしたので、帰国初日は夜に伊丹空港に着いた瞬間あまりにも風が冷たくて凍え死にそうでしたけどね。

何年も前のセーターや手袋をタンスの奥から引っ張り出して着込んで、ジャカルタでは出来ない冬服を楽しみました。

学生時代に貰ったマフラーを見て当時を思い返したり、そのマフラーを弟が勝手に使っていたり、高かった毛皮のジャケットがお腹周り入らなくなってたりしましたが。。

インドネシア人がちょっとでも寒いところに行ったら厚手の革ジャンやダウンを着込んで楽しんでいるのと同じですね。

日本出国時の買い物@免税店

そんな日本滞在を終えて帰りは成田空港から出国。

時間があったので免税店エリアをウロウロしてたのですが、思わず買ってしまったものがあります。


左側は明太子(要冷蔵)です。

ジャカルタ生活で滅多にお目にかかれないもののひとつです。

これひと箱で1,000円、更に保冷バッグと保冷剤代でプラス100円もしたのですが、即決!

そもそも出国前に空港のコンビニでおにぎりとサンドイッチを合計2,000円分大量購入していたのですが(ポンタカード提示求められなかったからポイントつけ忘れた!)、そこでも明太子おにぎりを何個も買ってます。

ここで更に明太子!

そのくらいジャカルタでは手に入らないものなので、出張などでお土産を持ってくる方は、到着後すぐに手渡して冷蔵庫に保存できる環境にあれば明太子はオススメのお土産です!

あと、ロイズの生チョコレートも日本人だけでなくインドネシア人にも大変喜ばれる要冷蔵お土産ですよ。

そして写真右側。

焼酎三岳。

この焼酎はとても美味しいのです。

そして免税店でもそんなに高くなかったので、買いました。

何度もここで書いてますが、ジャカルタで酒類を買うとアホほど高いのです。

なので、ジャカルタ在住の酒飲みへのお土産は、美味しいお酒(とツマミ)が間違いないです!





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2017年11月15日水曜日

ドタバタ搭乗

そろそろ、1回乗り遅れるかもしれん。

いよいよそう思える様になって来た。

今日も朝9時の飛行機で中部ジャワの王宮の町Soloへ。

通常、ウチから空港までは空いていれば30分、混んでいても1時間あれば8割方は問題ない。

ともすれば、前日にオフィスでWebチェックインの上搭乗券をプリンター出力しているこの身、Boading Time 8:30とあるこの時刻までに空港待合室に居れば良いだけとeasyに7:30出発すべく起床、朝食、朝の着替えと分刻みに全てを逆算し、準備を消化していった。

2日分の着替えと簡単な身の回り品を入れたカバンを左肩に、いつもの中身の無い書類に加えてこれまたデータの薄いが重たいラップトップを入れたビジネスバッグを右肩にかけてアパートのロビーから車に乗り込んだのは、予定通り7:30の少し前であった。

この日はジャカルタ中心部の奇怪なナンバープレート末尾の偶数奇数乗入れ規制にも引っかからない日、最短ルートで空港へ向かう高速道路に向かう。

途中、多少の混雑は想定の上、だったが高速道路入り口で既に30分近く時間を消化していたのは想定を超える混雑度合いであった。

それでも最短で30分という自信は揺るぎなく、事実ジャカルタ首都高都心環状線は特に混雑もなく順調に流れており、想定している範囲内の時刻に空港到着出来ると確信していた。

その確信が揺らいだのは空港への1本道だった。

既に車は都心環状線から空港連絡線に入り、外環道との合流地点を過ぎた片側2+2車線の内側を走っていた。

突如、止まったのだ。

前には無数の車が複雑に重なって並んでおり、この渋滞が決して容易に突破できないものであることを物語っていた。

時刻は8:20頃だったか。突如牛歩となった車の足並みを恨めしく感じつつも如何様にもならない、料金所までの辛抱しかないが、些か渋滞のお尻が料金所から遠過ぎやしないかと、何か料金所以外の複合要因でも有ると嫌だなという思いで車のセンターコンソールにある時刻を示す大きな画面を恨めしく時折落ち着かない様子で見るのみであった。

更には運転手も「すみません、漏れます」と車外へ飛び出して路傍に水撒きする始末。

その間も車列は気持ち程度しか進まない。

悠々と車に戻った運転手が車を少し前に進める。

漸く高速道路の空港出口を通過した時には既に8:30を回っていた。

車はスピードを上げて真新しい第3ターミナルへの連絡橋を渡り、出発カウンターの近くで止まった。

(建物入口まで遠いよ)と心の中で毒づきながら運転手に軽く戻りの日時を伝え、駆け足で建屋入口へと向かった。

入館手荷物検査の列に苛立ちつつ、それをやり過ごし、足早に搭乗券を片手に出発手荷物検査の列へ。

そして列に並びながらSolo行きの搭乗最終案内アナウンスを聞いた。

搭乗ゲートは25番。

最悪だ。

手荷物検査場から10分以上歩く空港ビルの最果てエリアだ。

時刻は8:40、飛行機出発は9:00なのでギリギリ間に合うか。

手荷物検査で外したベルトを巻き直しながら逡巡し、覚悟を決めてカバンを担ぎ、早足でノロノロ歩きの人波を掻き分けた。

ゲートまでは途切れ途切れの歩く歩道をひたすら歩き、時に躓きそうになりながら競歩選手が如く大股で短い足を進める。

幸い未だ個人的に呼び出されてはいない。

何人追い抜いたのかわからないが、25番ゲートが近づいてくると妙な安心感が芽生えて来ていた。

が、人のいないゲートが見えるとやはひ焦燥感から駆け足になってしまった。

幸い係員はまだ居り、前日に印刷していたチケットをピッと端末にかざして搭乗となった。

飛行機の中は既に乗客が座って居り、頭上の荷物入れも全て閉まっていた。

それを再び開け、適当にカバンを押し込み、溢れ出す汗をハンカチで拭きながら漸く座席に体を落ち着けて沈めることができた。

飛行機は間も無く安全の手引きビデオを流し、定刻通り動き出した。
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2017年11月5日日曜日

忌々しいあのGとの闘い

ジャカルタで生活していると、日本とはまた違った形で虫や動物との闘いが多く待ち受けております。

例えばヤモリなんかは気づけば家の壁高いところを闊歩していたり、蜘蛛もよく出ます。

あと、蟻。

蟻は一時期我が家では最大の敵であり、何とか抹殺しようと、アリメツなどあの手この手を試みましたが、結局目に見えるほどの大きな効果を上げることなく気づけばいなくなったかなぁ、程度でした。

その一方で一気に増殖したのがあの忌々しいG、そう、インドネシア語でコチョア(kocoa)と呼ばれるゴキブリ野郎ですよ。

今の部屋に移ってからこいつらの出現率がやたら上がっていて、ここにきて更に増殖している雰囲気、例えば朝起きてやかんのお湯を沸かそうとコンロの火を入れたら慌てて逃げだしてくるヤツや、ごみ箱の裏から慌てて逃げだしてくるヤツなど。

けど、日本のゴキブリブラックのようなやたらすばしっこかったり、凶悪に飛んできたりしなければ、そもそも大きさも日本ほど大きくないのです。

と、いうことで最初はインドネシアで一般的なマジックチョークとか普通のホウ酸団子で退治を試みましたがあえなく撃沈。

こうなったらバルサンでも焚こうかしらと思うも、台所に置いてある食品を避難させる必要があったり、そもそも果たしてこういうタイプのものは飛行機に乗せて持ってこられるものかよくわからないため躊躇していました。

しかし、今回日本帰国時にジャカルタに持ってくるのに適したリサールウェポン、最終兵器を買いました。


ブラックキャップ

最初は普通のごきぶりホイホイでも買ってこようかと思っていたのですが、ネットで事前リサーチをかけたところ、これが日本で大絶賛だったのです。

それどころか東南アジア生活をしている方のブログでも、南国のGに対しても効果ありとの報告があり、こりゃぁ買わねばならないと帰国のついでにマツキヨで1つ買ってきて、半分の6個を台所周辺に設置しました。
(この横浜中華街のマツキヨでの出会いに至るまでに、ドラッグストア4店舗ほどを回って売切れ、取扱無しなどの憂き目にあったのでした。)

すると、なんということでしょう!

設置2日後の朝、いつものようにお茶を沸かそうとコンロの前に立ったところ、コンロの近くで腹を上に向けて転がっているGが一体おりました。

どうやら効果はテキメンなようです。

まだ設置から1週間弱しかたっておりませんが、その後、棚を開けたときに慌ててカサカサするようなGの姿は明らかに見なくなりました。

皆さん、声を大にして言います!

ジャカルタでGを、ゴキブリを退治するならブラックキャップです!

アース製薬さん、インドネシアでこれを作って売ってくれないかしら。


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