2015年10月23日金曜日

赤黒い月夜

昨夜、夜空を見上げながら月に向かい遠吠えした後しばらく先に床についた妻から「えらいこっちゃ」というニュアンスで呼ばれるにおやおやと話を聞くと月が変と言いはる。
はて先ほどは特に何も感じなかったのだがと思いつつも夜空に目をやると輝きを失ったかのような赤黒い月の姿。


眼下に広がる眠らぬ街は煌々と灯りを放っており、その所為かとも感じましたが、確かに気味が悪い。

しばらく月を眺めていると、いかにも徐々に欠けていっているような気がしてきて遂には枕元の携帯電話で「今宵は月蝕か」と問うてみたがそれらしき記述なく珍しい天体ショーを見られたわけではなさそう。

そうしているウチに月はいよいよ隠れてしまい、月の前に雲が何かがあるのかと感じた一方どうにも雲などありそうになく、街の遠景も霞んでいることから漸く大気汚染の仕業と理解したのです。

となるとこの夜は最近でも最も多く汚染物質が街を覆っている夜と思料、思いを巡らせると雨もロクに降っておらずスマトラやカリマンタンでは終わりなき森林火災からの煙害もあり、ここジャカルタ上空も汚染物質が行き場を持たず滞留し続けているだけかもしれないと思えてきました。

別に地震など天変地異の前触れでもなんでもなく都市活動の吐き出したものと理解したら眠くなり、次に気がついたのは目覚ましの音でした。

夜明けの空は鈍色に染まっておりこれが昨夜の月を赤黒く染めた原因かと思いつつも、いつも通りそのうち晴れるだろうと出勤時間の高速道路を低速で走ってますが全く薄汚い空気しか広がっておらず、昇る朝日はスモッグの彼方から弱々しくやはり赤黒く光っています。


写真枠外右上に太陽がありそこから照らされているはずですが、広がる空の色が気色悪くないですか?

今朝のじゃかるた新聞ではエルニーニョの影響で日照り続きとなり森林火災は広がっており、ついにはインドネシアに於ける今年のCO2等温室効果ガスの排出量は97年以降で最悪レベルに達したとの記事がありました。

一雨降れば火災も天然の消火栓により消火されますし都市を覆う汚染物質も雨とともに地面に叩きつけられ海に流れたり土に吸収されたりしますから雨上がりは青空すら仰ぎ見ることができるはずなのです。

何より、空気が汚いのでどうにも気分が悪く、早く事態よ解決してくれとこればかりは御天道様に祈るばかりです。
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2015年10月22日木曜日

Facebookがすごい

つい先ほどFacebookを開いたら、普段はよくわからない人ばかりしつこく上がっている「知り合いかも?」になぜかいきなり会社関係の人の名前が挙がったのです。

ちょうどその人が僕の中でホットな話題になる方だったのでちょっぴりページを読ませてもらいました。

そしたら・・・仕事では絶対出てこないような素顔がいっぱい挙がってて。。。

別に悪いことは全然書いてなかったから全然気にも何もしてないのですが、うぉぉぉって感じです。

で、友達申請は勿論やらないでそっと閉じました。

で、自分のページに戻ると恐ろしいことに会社関係の知っている名前がズラズラズラーと出てきて、しまいにはウチの運転手さんまで出てきました。

知らなくても良い運転手さんの学歴と沢山のセルフィー写真まで見えてしまいましたよ。

さらにどこで急に繋がったのかわからないけど、昔の職場の一応上司だった?人にも繋がりました。

なぜ?かというと、そこの職場における職位ヒエラルキーが有るようで無い為、あらゆる職位が階層をなさずに存在していたような気がするのです。

っと話が逸れました。。。

そんな人たちの写真を見ていて極めつけは弟とその真横に今のアパートを仲介してくれた不動産屋のおっちゃんが出てきましたので、ソッと閉じましたとさ。。。

どうやってこの人達と繋がっていることを見抜いたのか、携帯電話の電話帳でも抜かれているのではないかと思えてしまいます。

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2015年10月16日金曜日

飽きない意味のある資料掲示

その資料は何を言いたいのか。
その調査は何を証明したいのか。
その分析の先には何を期待しているのか。

何かしら調査や報告をする際に、その先にある「自らが導きたい像」があるはずです。

例えば、地域別の売り上げ比較グラフを作る場合には、「売り上げの落ち込んでいる地域を特定し、その原因を推察したうえでカウンターメジャーを講じたい」という目的もあれば、「売り上げの上がっている地域を特定し、その成果を上長に認めてもらいたい」という目的もあります。
その場合、同じ資料で同じようなグラフを作成したとしても、そこから伝えるメッセージは異なるはずで、その為にグラフに注釈などのお化粧をしてあげることとなると思います。

もしくは、議論の末にそのグラフにお化粧がなされます。

逆に、単純に売り上げ比較グラフだけをポンッと作成して、「単純にデータがあるから比較してみました~」みたいなことをされると、「で?」で終わってしまいます。


さらに、掲示物についても何となく言われたから作っている、よくわからないけど昔から続いて引き継いで何となく作っている、そういう掲示物は見ると良くわかります。

まず、適切にアップデートされていません。
次に、その掲示されたデータに対するフィードバックが見えません。

今日うちのオフィスの掲示板を見ました。

去年11月のデータが貼りだされたままでした。
最新のデータは今年3月末のデータでした。

さらに、単純に実績だけが並んでいて、その数字は1年を占めてよかったのか悪かったのかもよくわかりませんでした。

これには、自分の甘さを痛感しました。

データの見える化をしているはずが、いつの間にか「仕事していないこと」を見える化していたのです。
アップデートもしないし、誰も見ていない。まさに無駄の権現。

即刻すべての掲示物を撤去しシュレッダーにかけ、掲示板となっていたホワイトボードに大きく、掲示対象となるKPI、アップデート頻度、既に非掲示情報として報告あるものの中で掲示するべき資料を書き込みました。

近いうちにこれらの資料を揃え、シンプルかつ見やすい書式に落とし込み掲示を復活させようと思います。
(アップデートは担当者に任せるようにします。その為には、なぜこれを定点観測しているのか、この書式なのかを担当者とも理解しあう必要があります。)

そこにあるデータは、マネジメントとして少なくとも年度内は定点観測したいデータたち。

ルーティンとして資料を作る際の鉄則は、面倒くさくないことです。
面倒くさいほど毎日書式を書き換えたり色を塗ったりシステムから抜き出したデータに毎日数式を打ち込んだり、、、無駄、いずれ飽きてやらなくなります。

スーパー飽きやすい僕が言うのだから間違いない。

手間をあまりかけずに、意味のあるデータを掲示するようにしたいと感じました。


さて、飽きやすい僕が飽きる前に、すぐにできることから手をかけよう。


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