2013年3月23日土曜日

ガルーダインドネシア、機内入国審査

今回の日本からジャカルタへの帰り道は、ガルーダインドネシア航空を利用しました。

関空からデンパサール(バリ島)経由でジャカルタに帰る方法もあったんですが、何故か空席待ちの状況であり仕方なく今回は成田へ日本国内移動を先にやってからジャカルタへと向かいました。

しかし、これが結果的に功を奏しました。

まず早朝に伊丹から成田へANAで向かいました。

エコノミーのチケットだったんですが、機材が国際線仕様のB777-300でありビジネス席に当たりました。
おかげで足を伸ばしたまま非常に心地よ~く成田まで行くことができました。

成田で一度預け荷物を受け取って国際線へ。
ここの道のりはかなり遠かった。。。
同じ第1ターミナル内ではありましたが、南ウイングから北ウイングがこんなに遠いとは。。。

北ウイングの一番端っこでガルーダインドネシアのチェックイン。

しかし、ここで持っているGFF(ガルーダのマイレージ)のゴールドカードが威力を発揮しました。

✓チケットはエコノミーだけどビジネスクラスのデスクでチェックイン。
✓預け荷物は通常20kgのところ15kgをプラス、さらにPremium Classのタグ。預け荷物の重さは右写真の通りギリギリでしたw
 これでジャカルタのターンテーブルで荷物が最優先で出てくること確定。
✓成田空港の出国保安検査場も優先通路を利用でき、ゼロ人待ち。
✓機内への搭乗も優先搭乗でシート上の荷箱確保確定。

正直国内線だと全くと言っていいほど意味のないGFFゴールドカードですが、国際線だとここまで威力を発揮するんですね。
インドネシアから出国の際には荷物重量ぐらいしか恩恵なかったような気がするけど。。。

さらに成田から直行便であるために、免税店でお買い物ができる!!
酒だ酒だ、堂々と持ち込むぞと高い酒を1本だけ買い、機内へ。
(乗り継ぎ便の場合、機内液体持ち込み制限のせいで機内持ち込みのまま経由地の保安検査を通れません。)

この日の機内はガランガランで、4列シートを横1列独占でき、ビールと白ワインを飲みながら寝たり本を読んだりしてました。


機内食も全然おいしいですよ。
同じ牛肉煮込んでるものなのに、何でインドネシア料理と比べてこんなに味わいが違い、まろやかで食べやすいんだろうと感動。
しかし、日本食を選ぶとどこの航空会社でもうどんかそばと言った麺類が出てくるのはなぜ??

ガルーダのいつもの器で日本食が出てくるとなんか不思議な感じw

さて、表題にもある機内入国審査ですが、ガルーダの一部日本路線では機内入国審査を受けることができるのが特徴です。

イミグレの担当者が機内におり、機内でパスポートにハンコを押してくれ、ジャカルタで延々と入国審査を長い列をなして待つ必要が無くなります。
なにより、適当にグチャグチャとイチャモンをつけられて賄賂を要求されたり不快な気持ちになる心配も格段に軽減します。

観光ビザだけでなく私のようなKITASホルダーも機内で問題なく入国審査を終えることができました。

デンパサールで出国の際にイチャモンをつけられた苦い思いがあったので、今回ポンポンとハンコを押してもらい一安心、かつデンパサールの担当官に対して大いなる憤りを感じました。

ジャカルタ到着時には機内審査済みのタグを係員に渡してイミグレをアッカンベーしてスルー。

荷物もターンテーブルからすぐに出てきて、税関もチョチョイのチョイや。

と、いうわけで無事に荷物カート一杯の手荷物を空港外に運び出すことができました。

空港の外に出た瞬間、蒸し暑さから大汗が噴き出てきましたが、気持ちよ~く帰宅することができました。


正直こうやってるとわざわざJALやANAで日本に行く必要性をまったく感じないですね。

JALを使うメリットって、うどんですかいを食べられる程度しか浮かばないw

どうせ成田に入ったって、そこから国内の空港にすんなりと行けるようなハブ化されてないし。
大阪にすら乗り換えで行けないとかオワットル。。。

もちろん万が一の際の補償を言われたらそれまでなんだけど、万が一なんか万が一であってそれ以外の通常であれば、高いだけの日系航空会社って・・・僕にはあまり魅力的に映らないんだよなぁ。。。
↓↓↓クリックお願いします↓↓
にほんブログ村 海外生活ブログ インドネシア情報へ にほんブログ村 海外生活ブログ ジャカルタ情報へ

インドネシアは危ない国ですか?

前のamebloで書いた内容だが、「インドネシア 治安」「ジャカルタ 治安」というような検索ワードからかなり読まれている内容の様で、せっかくだから若干のモディファイをしたうえでこちらにも書いておこうと思う。
外務省の海外安全ホームページによると、本記事を投稿している現時点においてはインドネシアに対する渡航情報(危険情報)の発出という題で危険情報が発出されている。
また、ジャカルタ、バリなど各都市における犯罪被害情報は上述のリンクからも辿っていけるが、こちらのページに書いてある。
気になる方、渡航される方にはご一読戴ければよろしいかと思う。

私が云々と書く以前にこれで十分伝わっているかと思うが、これだけでは当地在住者の生の声を聞きたいという需要には答えられていないので、以下の通り記述する。

私が当地に渡航してから1年半が経過しているが、これまで命の危険に晒された、法外な賄賂を請求された、といった問題には遭っていない。
ATMで大金を下したり、両替所に大金を持ち込んだりしているが、一切恐ろしい目には遭っていない。
これを運が良いと捉えるか、その程度のものだと捉えるかは、各人の判断に委ねる。

もっとも、私の場合は基本的にジャカルタ近郊の移動はドライバーを伴う完全車移動であり、公共交通機関は飛行機程度しか使用していないのが現状だ。

タクシーを利用する場合も、安心安全なブルーバードタクシー、エクスプレスタクシー、タクシーク程度しか利用しない。その場合はいずれも明朗会計、日本のタクシー同様非常に心地よい移動を演出してくれている。
バスなどは一切利用していないが、これをどう捉えるかも各人の判断に委ねる。

ひったくり、スリなどの被害にあっている人は、大抵低所得者の乗るバスや歩道橋などで被害に遭っている。
元日航ホテルであるタムリン通りのプルマンホテル辺りから向かいのモールにわたる歩道橋があるらしいが、そこはもちろん日本人を狙っている人が多いとかいう未確認情報もある。

日系の当地法人に出向で来ている方には基本的にドライバーと乗用車が少なくとも仕事の範疇においては支給されていることが多い為、特に被害に遭うことはないかと思料する。

また、国家権力は強大であり、ライフルやピストルを持った警察官、軍人が至る所にいる他、民間の警備員もオフィスビルをはじめホテルやモール、アパートの門前におり、出入りの車両チェック、持ち物チェックに余念がない。

このようなことを考えると、毎日わけのわからない殺人事件や電車への飛び込み事件が起きている日本よりよっぽど安全であるように感じるが如何だろうか。

そもそも毎週火曜日の夜に温泉女将や家政婦が連続殺人犯を追い詰め、小学生探偵の行く先々で難解なトリックを使った殺人事件が起きている日本のテレビは如何なものかと思うが。
過激なゲームを規制する前に、そちらを規制しては如何かという議論が一切起きないことが異常に思える。

話は逸れたが、当地の危険情報について、主観的な意見を述べれば上述の通りとなるが、もし漏れなどあればまた別の機会に記述したいと思う。
↓↓↓クリックお願いします↓↓
にほんブログ村 海外生活ブログ インドネシア情報へ にほんブログ村 海外生活ブログ ジャカルタ情報へ

2013年3月22日金曜日

野村ノート

一時帰国がおわり日本からインドネシアへ向かう飛行機の中で、1冊の本を読みました。

元プロ野球、東北楽天ゴールデンイーグルス監督の野村克也氏の著書、野村ノート (小学館文庫)


僕自身が阪神ファンであり、それも野村監督最終年、赤星氏や上坂氏がF1セブンと持て囃されたあの年から一気にのめり込んだクチで、それ以降野村克也という野球人の言動から様々なことを学ばせてもらっています。

僕はスポーツなど箸にも棒にもかからない、ヤル気もないダメダメな人間でして、スポーツを通じた人間教育なども全く受けていない人間です。

自分で言うのも変ですが、ある意味では天才肌で大した努力をせずとも環境だけで最低限は何とかやれた、ある程度の個人プレーをしていても周囲から白い目で見られつつも何とかなっていた、ような人生です。

そういう生き方だったせいか著者の野球を通じた人生教育というものは非常に興味があり、これまでもスポーツ新聞の一問一答なんかは阪神時代の虎と月見草の頃からよく読んでいました。

しかし、それを自分に当てはめるでもなく悠々自適に適当に毎日を消化していたわけです。

しかし、日本でタダの組織の使いにくいコマだった僕がインドネシアに移ってから、人の上に立つようになり、今そのポジションに僕という人間が適合できるよう日々環境に育てられています。

日本では「ベンチがアホやから野球でけへん」と同じような考えで正に組織の不平不満反乱分子の扇動役だった僕ですが、そのベンチを動かす立場に立ってしまいました。

お陰様で一部からはお褒めの言葉も戴きますが、それだけ来たばかりの頃の自分が酷く、ようやく少しはポジションに近づけて来たのかと感じています。

そんな今の時期に、著者が社会人シダックスの監督をやり、楽天に入る前の時期に書かれたこの本は僕がこれから組織の中でリーディングポジションをとる上で非常に参考になりました。

著者が30代半ばから南海ホークスで選手兼監督として働き苦労された話からはじまり監督というポジションから勉強した話が耳馴染みのよい具体例で書かれており、名将の思考の根幹が敷き詰められています。

来週からの職務復帰に向けて、いい頭の準備になったように思います。


↓↓↓クリックお願いします↓↓
にほんブログ村 海外生活ブログ インドネシア情報へ にほんブログ村 海外生活ブログ ジャカルタ情報へ