2017年8月19日土曜日

インドネシアのおトイレ事情

インドネシア生活していておトイレ事情に困る方もままいらっしゃるかと思います。

ジャカルタの高級モールくらいにしか行かないセレブな方々の話ではありません。

ローカルの小ぢんまりとしたお店や、所謂一般家庭のお話。

そもそもこの話はツイッターでおトイレの話をした時に出て来て、一部の人々の間でロングセラーになった話からインスピレーションを貰ったものです。

男子トイレのおちんちん洗い

先ず、第一に申し上げたいのは、インドネシア人の男はおちんちんを水洗するということ。

日本人のようにフリフリしてパンツに収納ではなく、洗ったり拭いたりしてから収納するのです。

洗ったまんまパンツに収納する人もいれば、一部の彼らはトイレットペーパーやペーパータオルを持って小便器に向かい、出したらバシャバシャ洗って紙で拭いて、紙はゴミ箱にポイです。

そのため、男子トイレにはこんなものが付いてます。



わかりますか?

まず、これは小便器です。

上から伸びている金属の細い管は、便器を洗う水洗の水が出てくる管です。

手前側からおちんちんを入れて放尿するのですが、手前にプラスチックのケースが入っているのはわかりますか?

上の細い管から出て来た水でおちんちんをバシャバシャ洗い、このプラスチックのケースが水の飛び跳ねを防いでくれるという構造です。

横から見ましょう。



細い管が手前に湾曲しています。

上から流れてくる水をおちんちんに当てやすいようにです。

また、透明のプラスチックケースも抉れた形状をしています。

この抉れた部分におちんちんを突っ込むのです。万が一にもプラスチックケースにおちんちんが触れようものなら、恐ろしく汚い気分になります。

このプラスチックケース分だけ便器が長くなっていますので、僕のような短足にはとても辛いのです。

このバシャバシャ洗い、男子だけでなく女子も水洗いが基本ですが、近代的なお便所には水洗シャワーが付いており、そこでガシガシ洗うことができます。

では、そうではなく伝統的なおトイレ事情は如何でしょうか。

インドネシアの伝統的なおトイレ

これはインドネシア各地を旅する中で撮った1枚。

とある大衆食堂のおトイレです。



手前が便器で奥にある水槽の水を柄杓や洗面器ですくって流します。

ここの場合、水槽の左側にある黒くて丸い洗面器を使います。

扉の外側から見るとこんな感じです。



御不浄は奥に追いやられているのが良くわかります。

この伝統的なおトイレをどのように使うのか、日本とインドネシア、男性と女性それぞれの使い方をTwitter上で図解してもらいました。許可を得て掲載します。


上が女性の使い方で下が男性、左が日式で右がインドネシア式。細部まで細かく表現してくれております。

全然違いますよね。。。

さて、このおトイレの使用法について一般的なインドネシア人男性に見解を求めてもらったところ、(すべて伝聞です)

やはり、ドア側向いてしゃがむそうです 
で、男性の小は逆向きに立ち、跳ね返らない様ズボンの裾まくって開脚して、アヨ〜、だそうです 
Q:ガユン遣いが逆じゃないのか には 
A:問題無い、用足す前にバケツに水満たして身体の右側に置けばおっけーなだけ

とのことでした。

更に、日本とインドネシアでは向く方向が逆ですよね。

日式だと、前は金隠し、後ろは丸見えですが、インドネシア式は前は丸見えで後ろは穴にドボン。

これじゃぁコントロールの悪い人の場合や忘れ形見として不意に出ちゃった場合、枠に収まらなかったオシッコがその辺に飛び散りそうだけどなぁ。。。

尚、彼らが日本に行ったらどうするのか、という点についても上述のインドネシア人男性に確認してもらうと

イスラム教徒は尿がズボンの裾等に着くと、体を清めてもお祈り出来ないそう 
個室だと予めトレペを水で濡らして用が足せる等、小用便器より便利らしい

ということで、どうやら個室に入ってしまうらしいです。

いずれにせよ、インドネシアでは基本的にはトイレットペーパーは便器に流さず備え付けのゴミ箱にポイします。

なので頻繁にゴミ箱の中身を回収しないと異臭が激しいです。

更に、こういう先進的な水洗トイレに慣れていない人もまだ多くいる為、(流し方が分からなかったのか)トイレの個室に入ったら前の人の遺留物がそのまま残っていた、とか未だに稀にあります。

ホントやめてほしいです。

日本には人感センサーが付いていて流さずにトイレを立ち去っても勝手に流れてさらに蓋も自動開閉するくらいの優れたおトイレがありますよね。

同じようなの、この国にもないかなぁ。。。

未だ洋式便器の上に頑張って和式でしようとしゃがむ人がいるくらいだからまだまだ先かな。。。

逆に、洋式に慣れてしまってて和式で踏ん張れない子供が日本では増えているとも聞いておりますが・・・。

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2017年8月12日土曜日

ジャカルタから高校野球の季節を楽しもう

ジャカルタでも(っていうより世界中どこでも)快適に高校野球観戦できています。

通信料以外タダです。

どーやってんの!?

こーやってんの。。

バーチャル高校野球は夏の甲子園の季節にここ何年もお世話になっているアプリです。

ケータイだけじゃないです。

パソコンからもABCのサイトで中継映像を見られます。

っていうことで、ジャカルタでも日本と同じようにソーメン啜りながら高校野球を楽しみまくってますよ。



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2017年8月10日木曜日

バンドゥンから電車に乗って

バンドゥンへの出張、普段なら車でサクッと行ってしまうのですが、今回は汽車で行くこととなりました。

実は、今ジャカルタからブカシ、バンドゥン方面に向かう高速道路の渋滞は限界を超えるレベルに差し掛かっており、普段ならば3時間半くらいのものがいよいよ5時間掛かってもおかしくない程になっているのです。

それもこれもカリマラン川河川敷高速道路建設が佳境を迎えている折、既存のチカンペック高速鉄道の敷地で新たにLRT建設に加えてチカンペック高速道路2階建化建設がプラスされ、更にはバンドゥン行き中高速鉄道の建設も始まろうとしているスーパーカオスな状況になっているので実質2車線ほどが使えなくなっている状況。

もぉね、一気に全部ドーンってさ、はらたいらに3,000点のノリでインフラ作ろうとするなよ。。。

これさ、途中で「予算尽きたからチョッ、タンマ」とか「大統領変わったから見直すぜ」ってどっかの国のダム工事みたいなことして工事が終わらない or 延々と続くようなことになったらどうするんでしょう。

サクラダファミリアならぬジャカルタファミリアとか全くファミリアじゃないし。

と、いうわけで帰りのバンドゥン駅。


駅前駐車場にはタクシーがたくさんいました。

駅の中はというと、

人がいっぱいいました。


カウンターで予約していたチケットを発券して、改札へ。


到着が早すぎて構内に入れてくれませんでした。

20分ほど暇を潰して、入場許可のアナウンスを受けて、改札をくぐりました。


尚、発券にも入場にもパスポートなどのIDが必要です。(むしろ購入時点からずーっと。)

で、ホーム。



乗り込んだ汽車は、ボロでした。



これ、エグゼクティブクラス(1等車)なんだけどなぁ。。。

確かに足下は広いです。

けど、ボロ。

窓もなんか汚いから外がほとんど見えません。

テンションダダ下がりの汽車旅は出発、到着ともに定刻通りでした。

むしろ5分くらい早く着いてジャカルタのガンビル駅の手前でじーっと信号待ちしてましたよ。

外の景色でも楽しめたら違うのでしょうが、窓のせいで何も楽しめず暇な3時間半弱を過ごすしかありませんでした。

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