2013年2月19日火曜日

医療費負担

昨日、インターネット上でこんな書き込みを見つけました。

Rumah Sakit di Indonesia itu cuma untuk orang kaya ya?

和訳すると、インドネシアの病院は金持ちの為だけのもんや?

当地には国の用意してくれる公的保険もありませんから、医療費は全額患者負担となります。

OTC薬品は日本より割安に買えますが、その割に処方薬は割高で、診察台なんかは更に高いです。

日本で保険診療してもらうよりも最終的には割高となるので、日本より所得の断然低いこの国の一般市民にとって医療がどれだけ高嶺の花か。

サラリーマン家庭の場合は会社が保険に加入して従業員にある程度の負担軽減をファシリティとして与えていることも有りますが、肝心の貧困層はもちろんサラリーマンなんて働き方ではなく自己負担だらけなワケです。

日本円で数千円の請求が簡単な診断の為に病院に行く度に発生し、所得の10%以上を支払うワケですからものすごく痛いですよね。

同じ料率を日本の大卒サラリーマンに当てはめたら2万円以上の医療費負担、考えられますか?

或る病気の権威の先生なんかにかかると更に割高です。

この国では医療も商売なんですよ。

金儲けの為に点滴何本も打ったり要らない薬を大量に処方したり。

行く度に点滴する?ってタバコを勧める程度の軽さで聞いてくる病院もあるとか。

あれ、日本も結構同じかも?

そういえば、ジャカルタのジョコウィ知事が貧困層に医療保険カードを配って回っているというニュースが昨年の就任直後に流れました。

非常に良いことですが、医療機関側は事前説明も十分でなく混乱をきたしているようでした。

今はちゃんとシステムも回って総ての層に最低限の医療の機会が与えられているのかな?

これは彼が優先したい政策のうち、ひとつの柱政策なので是非期待したいですね。
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